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読了:辻調教専門学校 調教で厩舎攻略する料理法

先日、競馬道Online調教情報取り込みスクリプト 導入を行った話を書いた。

で、実際良く分かったのだが自分は調教情報を正しく理解していない、という事だった。

競馬新聞も長らく読んではいるし、追切情報を見たりはしていたが、調教欄については「好調馬はコレ!」という数字を見るくらいで、個別の調教欄については読み飛ばしていた。

で、今回この本で改めて調教を学ぼうという趣旨である。

辻三蔵氏は、グリーンチャンネルをよく見ていた頃に出ていたと記憶しているが、調教に詳しい人という認識は特になかったので、意外ではあった。

本の内容としては、最初に調教の基本について、各コースの特徴や調教手法などの解説。競馬新聞などの調教欄の見方などが書いてある。

次に各トレセンの成績上位調教師の調教手法や基準タイム。レース好結果時の調教タイムなどが個別に書かれている。また、G1別の好走馬の調教特徴もまとめられていた。

最後にデータ系として全厩舎の調教データと種牡馬別データなどがまとめられていた。

 

馬券ポートフォリオとしてはどう活かすか?

どちらかとえいば、無印良駿のピックアップ時が最も効果的だろう。

各馬の追切がどうだったのか?それは厩舎として勝負掛かりなのか?調整なのか?

また、プラス馬に対するボーナス要素としてその厩舎の基準タイム以上か?好走時のパターンなのか?

などで使える気がしている。

早速、今週末から何等か活用していきたいものだ。

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読了:無印良駿 (競馬最強のハンドブック)

最近読んだ競馬本はなかなか最近使える材料がなかったが、これは使えそうなので、シェアしたい。

無印良駿 (競馬最強のハンドブック)』という本なのだが、中身はオーナー系の内容である。

著者は『政治騎手』などで有名な樋野竜司氏。

基本的なコンセプトは、メジャーな社台系馬主が中心の現在の競馬環境の中から、マイナー非社台系馬主をあぶりだし、穴馬を見つけ出す、という感じだ。

この本で取り上げられている馬主は、私のプラス馬の中でも抽出される事がある馬主ではある。ただ、出走回数の少なく買い目になりづらい馬主もいるし、逆に出走馬が多すぎて回収率が低くなりがちなため、うまく抽出出来ていない状況だ。

一旦は、この本に載っていた馬主をTARGETのチェック馬主でカテゴライズしておいた。

ここをもう少し堀り下げる事で、別軸を作る事ができないかも併せて検討していきたい。

無印良駿は低人気になりがちなので、紐として有用な気がしている。

検証結果は、後日報告したい。

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読了:回収率をあげるオッズ馬券の教科書

一応、読み終えた。

んー、正直ちょっと活用しずらい内容だった。

朝9時半のオッズを見て一次的な判断をし、10時半に最終判断をする。

ただ、9時半にオッズを見て判断するのは現状の時間工数では正直厳しい。

10時半にもう一度見るのも現実的ではないのだ。

1つコンピ指数を使う方法が書いてあったので、それは応用出来そうなので使ってみる必要はあるだろう。

レースの荒れる、荒れないが分かればもう少し投資額を絞ることが出来るだろうし、荒れるレースでの投資額を増すこともできると思うのでもう少しここは検討したい。

さて、どの方法で荒れるレースを見定めるか。。。

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読書開始:回収率をあげるオッズ馬券の教科書

紐を買う事を考えるにあたり、もう少しレースを絞らないといけないのではないか、と思い立つ。

荒れるレースが分かれば、おのずと点数は減るわけで、プラス馬の中でも上位な馬が出走しているレースで荒れるレースに絞れれば、かなり面白い結果になるのではないか?

という事で、荒れるレースをオッズで見抜く、というこの本を読み始めた。

『回収率をあげるオッズ馬券の教科書』大谷 清文 著

まだ、読み始めたばかりだが、朝9時半のオッズを見て1番人気のオッズが高い場合、荒れる可能性がある、というような内容であった。

朝、9時半。。。

子供がいる身としては、正直難しいのだが。。。

利用できる部分がないか、読み進めていきたい。

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読了:覚えておきたい日本の牝系100

読了というか、中身は事典だったので…

100頭のバラエティは本当に豊富で、スターロッチ系や丘高系のような懐かしい牝系から、90年代から活性化したトゥザヴィクトリーの母フェアリードールまで幅広く網羅されている。
面白かったのは、この馬とあの馬が同じ牝系なのか!という驚きだ。
オールドファンには懐かしいウィンザーノットの母サンサンの血脈はとうに絶えたと思っていたが、ネイティブハートやマーブルチーフなど2000年代にも活躍馬を出していたりする。
なので、単に新しい古いで判断するのではなく、どういった流れで繋がっているのかを捉える必要があるだろう。
投資競馬的には、実績ある牝系の場合に加算するといった運用になる。
「TARGET」にどう取り込むかだが、検索してみると意外と実践している日とは多い。
基礎牝馬そのもので分類するとクラッシュするといった書き込みもあるので、気を付けよう…
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読書開始:覚えておきたい日本の牝系100

ポートフォリオを組む中で、目途が立っていなかった要素のひとつが「牝系」であった。

「TARGET」にもさすがにファミリーナンバーまでは入っていなかったので、困っていたところだった。

時間があれば、新橋の「Gate J.」にでも行って年鑑系でも掘ろうかな、と思っていたのだがなかなか時間も取れず。。。

それが、今朝メールを見ていたらAmazonからのリコメンドメールで『覚えておきたい日本の牝系100』が送られてきたので、即購入。

これでベースとなるデータが揃いそうではある。

ラインと協会については、『オーナーサイダー3』のご当地馬主で代用が効きそうではあるので、これで元々想定していたデータがすべて揃った事になる。

さあ、明日は週末!いざ勝負!

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読了:オーナーサイダー3

読み始めての感想と最後まであまり変わらず。。。
読み物としては面白いが、馬券本としてはイマイチ。
なんと言うか、ロジカルでないところがモオヤモヤ感満載になる所以か?

書いてあること自体は、多分「TARGET」で検索さえすれば見つかるネタなので、インサイダーとは言い難い。

  1. ただ、考え方としていくつか活用出来そうなものは見つかった。
    1.重賞出走した場合の同一馬主条件戦出走馬
    2.馬主の盛業エリアでの出走
    3.世代交代による預託先変更

1番目は、さすがに来場しているかどうかは現地に行っていてもなかなか分からないところではあるが、厩舎サイドは当然そういう部分を意識して仕上げてくる気はする。
2番目については、馬主協会だけを追っていては出てこないところ。本自体にご当地馬主がまとめられていたので参考にしたい。
3番目は、過去10年の解析だと正しく結果を反映しない可能性が高い。株ではないが、長期的なトレンドと短期的なトレンドを分けて考える必要があるやもしれない。

日刊コンピ指数について調べていたが、新聞以外だと現在はPCのみでしかデータを閲覧出来ないらしい。月額がかかるところもあるので、どうするか。。。

今、イマイチ分からないのは「割安な馬」という考え方である。
卍氏のインタビューを読み返したり、『1億5000万を稼いだ馬券裁判男が明かす競馬の勝ち方』も読み返しているが、肝心の部分は卍指数ありきの議論となってしまうので、そのままは使いづらい。
今回投入しようと思っている資金は10万程度なので、高配当の馬券を切りつつ回すのが良いのはわかったが。。。
卍指数との違いがあるとすれば、マイナス要素を取り込んでいないところであろう。
なので、買うべきでない馬を出すことが出来ていない。
今の出し方であると、プラスファクターのある馬は決められるのだが、これは買ってはいけない、という部分は加味されていない。
例えば、AJCCで4着に敗れたルミナスウォーリアーは4つのファクターが出現していた。これを買わない方法はマイナス要素を入れるしかない。
それをどこに求めるか?
馬自身側にその要素を求めることとなるので、そういう意味ではマイニングなりの指数をマイナスだけに使うというのはアリかもしれない。
いずれにしても、もう少し掘ってみない事には、イマイチ分からないところではある。。。

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読書開始:オーナーサイダー3

馬主系の馬券術はないものだろうか?、と調べていたら『オーナーサイダー』に行き着いた。
読み始めているが、どちらかというと情緒的というか読み物としては面白いが、馬券に役立つ、もう少し言えば投資競馬に役立つ、と言えるところまでではない。
ただ、ご当地馬主の資料もついているので、それを加点に入れるのはアリかもしれない。
まずは読み進めて行こうと思う。

昨日、決めた方針と手法でベースデータを作り始めた。
いくつか面白い傾向は見えてきている。
ここからの課題は、マイニングに加点していくのが本当に良いのか?
というところであろう。

JRAの解説を見る限り、馬の能力側をベースとして作成されているので、オーナーサイドから入っている今の手法とは相性が良いはずだ。

データマイニング 競走馬の勝敗を予測するモデル

ただ、元々のマイニング値で大きく差が出ているときに加算だけでは足らない気がしていて、いくつの要素が当てはまるか、その数で決めたほうが良いのかもしれない。
そうなると、今度はどうやって適正オッズ比較して割安かそうでないのか、を判定するか?
少し考えていたのは「コンピ指数」だ。
あの数値はかなり人気と近い結果となる。それを活用できないかを考えている。
そうする事で、自動投票でなくてもある一定のルールで運用できるのではないか…
検討を進めてみたい。
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EXCELマーケティングリサーチ&データ分析

正直、こんな本を自分が読むとは思ってもいなかった。

東大式「確率統計」で競馬に勝つ方法』では入門的な内容なので、実際、多変量解析をやろうと思って出来るものではない。

統計解析系の本は色々とあるのだが、それだとかなり専門的でうまく活用出来る気がしなかった。

近くのTSUTAYAに立ち寄ってみたら、ちょうどこの本があって、読んでみると興味のあった成分解析と因子解析の手法が書いてある。
実際、なかなかの分厚さではあるのだが、具体的に書いてありそうなので、買ってしまう事にした。

やはりAMAZONでは、なかなかこの立ち読みでの比較というのはできない。
レビューではやはり総花的な評価となってしまうし、自分がうまく活用出来るかどうかは、実際の本屋で見てみるしかない。

今、注目している分析は因子解析だ。
ある事象がどのような因子によってその結果になったのか、といった分析が出来るらしい。
例えばだが、100万馬券がどのような要因によってこの結果になったか?といった事も出来るようだ。
ただ、因子解析はどうやらEXCELの関数では出来るものではないらしい。

卍氏のBlogに書いてあった記事で、すごく意味深いなと思ったのは、こちらの記事だ。

どれだけのサンプル数があれば信頼できるデータなのか

詳細は記事を読んでほしいのだが、要は結局相関がある、ないを数値で単純に見いだせるものではない、という事ではある。
そこには競馬に関しての知識や経験があって初めてそれぞれの事象の相関が見えてくる。
また卍氏は『馬券裁判』のなかでも、いわゆる多くの人が行う「絞る予想」はこじつけを生み出しやすく予想としての精度が低くなる、と書いている。

今までの競馬経験をフル動員して、どの要素とどの要素が相関があるのかを見抜いていく事こそが、最も肝要なのだと思う。

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読了:東大式「確率統計」で競馬に勝つ方法

まあ、新書なのでこれくらいの内容で致し方ないかと。

頭の整理というか、苦手意識の払拭というか?

正直、小学校の頃から算数は苦手科目で、高校数学においては通知表で5段階評価で2を取った事さえある自分としては、確率や順列、組み合わせは全く覚えてなかったので、良い復習となった。

最終的には、重回帰分析に向かっていくわけだが、それでも事例が競馬だというだけで、分かる気がするのは不思議な感覚だった。

ここからの具体的な手順としては…

  1. JRA-VANソフトの選定
  2. データ抽出
  3. EXCELでのデータ解析
  4. 指数の作成
  5. ソフトへの指数インポート

ざっとこんなところだろうか?

先はまだまだ長いのだった…