読み始めての感想と最後まであまり変わらず。。。
読み物としては面白いが、馬券本としてはイマイチ。
なんと言うか、ロジカルでないところがモオヤモヤ感満載になる所以か?
書いてあること自体は、多分「TARGET」で検索さえすれば見つかるネタなので、インサイダーとは言い難い。
- ただ、考え方としていくつか活用出来そうなものは見つかった。
1.重賞出走した場合の同一馬主条件戦出走馬
2.馬主の盛業エリアでの出走
3.世代交代による預託先変更
1番目は、さすがに来場しているかどうかは現地に行っていてもなかなか分からないところではあるが、厩舎サイドは当然そういう部分を意識して仕上げてくる気はする。
2番目については、馬主協会だけを追っていては出てこないところ。本自体にご当地馬主がまとめられていたので参考にしたい。
3番目は、過去10年の解析だと正しく結果を反映しない可能性が高い。株ではないが、長期的なトレンドと短期的なトレンドを分けて考える必要があるやもしれない。
日刊コンピ指数について調べていたが、新聞以外だと現在はPCのみでしかデータを閲覧出来ないらしい。月額がかかるところもあるので、どうするか。。。
今、イマイチ分からないのは「割安な馬」という考え方である。
卍氏のインタビューを読み返したり、『1億5000万を稼いだ馬券裁判男が明かす競馬の勝ち方』も読み返しているが、肝心の部分は卍指数ありきの議論となってしまうので、そのままは使いづらい。
今回投入しようと思っている資金は10万程度なので、高配当の馬券を切りつつ回すのが良いのはわかったが。。。
卍指数との違いがあるとすれば、マイナス要素を取り込んでいないところであろう。
なので、買うべきでない馬を出すことが出来ていない。
今の出し方であると、プラスファクターのある馬は決められるのだが、これは買ってはいけない、という部分は加味されていない。
例えば、AJCCで4着に敗れたルミナスウォーリアーは4つのファクターが出現していた。これを買わない方法はマイナス要素を入れるしかない。
それをどこに求めるか?
馬自身側にその要素を求めることとなるので、そういう意味ではマイニングなりの指数をマイナスだけに使うというのはアリかもしれない。
いずれにしても、もう少し掘ってみない事には、イマイチ分からないところではある。。。